生命保険会社トップを招き公開講座を開催しました

政治経済学部では12月8日に湘南校舎で、ライフネット生命保険株式会社の代表取締役社長・出口治明氏を講師に招き、公開講座「直球勝負の経営〜ライフネット生命起業物語〜」を開催しました。本講座は、企業経営者など第一線で活躍している社会人を講師に招き、学生に「社会で今、何が起きているのか」を学んでもらうとともに、地域貢献の一環として学外にも公開しているものです。当日は、約400名が参加しました。出口氏は生命保険会社に長年勤めた後、インターネットで事業を展開する生保会社を起業。講演では、社会で自立するために必要な心構えなどについて、自身の経験に基づき分かりやすく講義しました。出口氏は「日本だけでなく世界の経済状況を多角的に見ることで、自分が社会の中でどのような役割を担っているかを自覚し、自分にできることを論理的に考え、実践することが大切」と力説。自社の経営方針などに触れ、「ものごとに取り組む際は、現状に甘んじることなく社会から求められるものを常に考えていかなければなりません」と話しました。

講演終了後には、会場の学生から「論理的思考はどのように鍛えてきたのか?」「日ごろから仕事を進める上で心がけていることは?」など多くの質問が寄せられ、活発な質疑応答が交わされました。参加した3年次生からは、「社会に出るために必要な心構えを学ぶことができた。今後の就職活動に生かしたいと思います」との感想が聞かれました。