「神奈川産学チャレンジプログラム」で優秀賞を受賞しました

産学連携による人材育成を目的とする「第8回神奈川産学チャレンジプログラム」(主催:社団法人神奈川経済同友会)が今年も開催され、本学から17チームの学生が参加。「高齢化社会に向けた地域金融機関の営業戦略」をテーマにした岩淵史朗さん(経済学科4年次)のチームと、「崎陽軒らしい防災対策について」をテーマにした増井裕彰さん(経営学科3年次生)のチームの2チームが優秀賞を受賞しました。

このプログラムは、企業が提示した実戦的な経営課題について、解決のためのアイデアを学生から募り、論理性や具体性、斬新性などを審査するものです。29の企業から提示された36テーマに対し、県下16国公私立大学から238チーム773名の応募があり、審査の結果、優秀賞44チーム、最優秀賞22チームが選ばれました。

12月15日に神奈川県民ホール(横浜市)で行われた表彰式に出席した岩淵さんは、「高齢者の老後を安定させたいと、学んでいる経済学を役立てて投資を活用する提案を考え、応募しました。受賞の際に東海大学の名前が呼ばれた時は感激しました。具体的な分析や調査が評価され、結果が残せたことは、社会に出てからも自信につながると思います」と受賞の喜びを話しました。

また増井さんは、「東日本大震災の後、人が多く集まる場所での防災が不可欠だと考え、このテーマを選択しました。地震や火災、水害などそれぞれの防災対策や被災者への応急処置などについて、実際に防災マニュアル冊子を作製。誰でも読みやすく活用できるように工夫した点が評価されて、とてもうれしい」と感想を述べていました。

【優秀賞】
テーマ:高齢化社会に向けた地域金融機関の営業戦略
提示企業名:川崎信用金庫
チーム:岩淵史朗、森山弘康、若林亮太、小池孝典(政治経済学部経済学科4年次生)
テーマ:崎陽軒らしい防災対策について
提示企業:株式会社崎陽軒
チーム:増井裕彰、荻野香菜、石原寛大、笠原朋恵(政治経済学部経営学科3年次生)