「日経新聞活用講座」を開催しました


政治経済学部では7月11日に湘南キャンパスで、「日経新聞活用講座」を開催しました。就職活動に向けて、効率のよい新聞の読み方を知ることで時事問題などについて考える力をつけるとともに、企業の担当者に自分の意見を伝えるスキルを培ってもらおうと実施したものです。当日は日経メディアプロモーション(株)の田中康史氏(日経認定読み方アドバイザー)を講師に迎えました。

田中氏はまず、新聞記事の文章構成や効果的な読み方を解説。毎日15分ずつでも目を通す習慣をつけ、自分なりにテーマを決めて関連する記事を読むようにすることで、世の中を俯瞰的に見る目を養えると説明しました。その後、日本経済新聞を例に、初心者がまず目を通すべきページを紹介。「インターネットのニュースは速報性と検索性が高い一方、新聞には一覧性が高く大まかに世の中の動きを知れるという特徴があります。ビジネスの世界では、有効な情報や出来事に偶然出会う『セレンティビティ』という能力が高い人ほど仕事ができるといわれています。皆さんもぜひ新聞を読む習慣を身につけ、さまざまな情報と偶然に出会う機会を多く作るよう心がけてください」と語りました。

参加した学生たちは、「卒業した先輩から新聞を読んでおくよう勧められ、目を通す際のポイントを知りたいと思って参加しました。幅広い記事に目を通しながら、自分が興味のある記事を選べるなど新聞の読み方を理解することができました」「就職活動をするにあたって、経済の知識を深める方法がわかりました。これからは、一日少しずつでも読み続ける習慣をつけていきたいと思います」と感想を話していました。