学部生と卒業生との交流会を開催しました

政治経済学部では、学生と卒業生との交流会を1月10日に東京・霞が関の東海大学校友会館で開催しました。これは、在学生の就職活動を応援しようと政治経済学部同窓会が発案し、本学部と共催したイベントです。さまざまな業界で活躍する20名の卒業生と7名の同窓会役員が参加し、出席した約60名の学生たちと懇談。学生たちがメモを片手に熱心に先輩たちの話に耳を傾け、積極的に質問をする姿が見られました。


開会にあたって本学部の前田成東学部長が、「先輩と直接話ができる貴重な機会。今後のモチベーションにつながるよう、有意義な会にしてほしい」とあいさつ。政治経済学部同窓会の押田良光会長は、「同窓会にとって意義あるイベント。先輩たちのコミュニケーション力に触れ、自らの成長に役立ててほしい」と学生たちに期待の言葉を贈りました。また田中信久副会長は、「政治経済学部も開設50周年を迎え、多くの卒業生が社会で活躍しています。その人材を生かして大学や後輩たちの役に立ちたい」と会の趣旨について話しました。


会場には4つの円卓が用意され、卒業生が公務員・教員、製造業、卸売・小売業、運輸業、サービス業、マスコミ業、金融業と業界ごとに別れてスタンバイ。学生たちはテーブルをローテーションしながら、お目当ての業界の先輩と交流し、仕事の内容や社会人としての心構えなどを尋ねていました。また同同窓会では学生に年代の近い卒業生の就職体験談をリラックスした雰囲気で披露してもらうために、東海大学キャリア支援センターの協力を受け、主に2006年から10年に卒業した若い同窓会員に参加を呼びかけました。年齢層の高い役員は企業の採用方針といった管理職の視点からアドバイスするなど、幅広い年代の体験談を聞くことができるバランスのとれた情報交流となりました。


学生からは、「勉強しようと意気込んで参加しました。先輩たちが優しく接してくれたので、落ち着いて話を聞くことができました」「大学の指導とは一味違うアプローチで、就職活動を実感することができました」といった声が聞かれました。卒業生も、「後輩と話ができて楽しかったし、自分も初心に戻ることができました」と話していました。押田会長は、「卒業生にとっては異業種交流会にもなったと思います。今後も年に1回は開催できれば」と手応えを感じていました。