気候変動予測のカギ 雲の働き いまだつかめず

媒体名:日経産業新聞
掲載日:2017年04月14日

地球温暖化対策を立てるには将来の気候変動予測が重要、そのカギを握るのが、温暖化ガスが気温上昇に影響する度合いを示す「気候感度」、その大きな要素となる雲の働きは未解明な点が多いと伝える中で、東海大学の中島孝教授が11年度に、日本気象学会が境界領域の優れた業績を表彰する「堀内賞」を受賞し、当時、地球観測衛星のデータを用いて雲物理の基本を明らかにしたことなどを伝える記事が掲載された。