特集 サクラエビ異変 不漁読み解く科学の目 再生へ 初の専門家研究会

媒体名:静岡新聞
掲載日:2020年02月05日

1月27日に静岡市駿河区の静岡新聞社制作センターで初会合を開いた「サクラエビ再生のための専門家による研究会」=座長・鈴木款(よしみ)静岡大特任教授=は約2時間半に及ぶ意見交換の末、(1)黒潮大蛇行の長期化(2)動植物プランクトンの動態(3)富士川水系の濁り問題─の三つの課題に絞って、今後議論を継続することを決めたと伝えるとともに、濁り問題に関し、植物プランクトン分布を人工衛星画像で解説した東海大の千賀康弘非常勤講師が述べた見解を紹介し、「不漁の原因などに関する専門家の主な意見」にも千賀非常勤講師の意見を紹介する記事が掲載された。