忘れぬ命 悲しみなお 南阿蘇村 犠牲の大学生ら追悼

媒体名:熊本日日新聞
掲載日:2022年04月17日

「今も忘れられない」。熊本地震の本震から6年となった16日、東海大阿蘇キャンパスの “学生村” と呼ばれた南阿蘇村黒川地区には、犠牲者と関わりのあった人たちが集ったことを伝えるとともに、地震の記憶を語り継ぐ東海大の学生団体「阿蘇の灯(あかり)」のメンバーら18人は、学生が亡くなったアパートの跡地や阿蘇大橋の崩落現場などを巡ったと伝え、アパートが倒壊し、東海大4年生が亡くなったと振り返る記事および、熊本地震の本震で2人が亡くなった南阿蘇村立野では16日、住民ら約30人が七回忌の法要を営んで犠牲者を追悼したことを伝えるとともに、昨年3月に開通した新阿蘇大橋近くの農地では、立野の20~50代を中心につくる「立野わかもん会」が「夢見る立野花畑プロジェクト」をスタート、東海大経営学部の学生らも協力し、計22人でマリーゴールドの苗200株を手植えしたと伝える記事が掲載された。