一酸化炭素とシアン化水素 同時解毒可能な特効薬期待 同志社大など候補物質開発 火災現場で威力 マウス投与で85%生存

媒体名:科学新聞
掲載日:2023年03月10日

同志社大学理工学部の北岸宏亮教授は、同志社女子大学、東海大学、建築研究所、パリ・エスト・クレテイユ大学(フランス)と共同で、火災ガスである一酸化炭素(CO)およびシアン化水素(HCN)の同時中毒の治療薬候補の合成化合物「hemoCD-Twins(ヘモシーディーツインズ)」を開発したと発表したことを伝える記事が掲載された。