味わい多彩「とろろ汁」 静岡で食べ比べワークショップ 品種やだし、地域で聞き取り 大学生らマップに

媒体名:毎日新聞
掲載日:2023年03月26日

県の郷土食「とろろ汁」は、地域や家庭によって材料や味付けが異なる。静岡の食文化の豊かさを広く知ってもらおうと、食べ比べのワークショップや、地域ごとの味わいをマップにまとめるなど、多彩な取り組みが広がっていることを伝えるとともに、ワークショップは、県立農林環境専門職大学生産環境経営学部の前田節子教授と研究室の学生たちが中心になって実施した調査が下地になっている、昨春から静岡在来作物研究会や東海大海洋学部の協力を得て、県内17地点でとろろの原料になるジネンジョの品種やとろろをのばすだしの種類、調理法を聞き取ったと伝える記事が掲載された。