故郷の復興 寄り添い続ける 南阿蘇村で被災 唯一の集落支援員 熊本地震きょう7年

媒体名:朝日新聞
掲載日:2023年04月14日

自宅は全壊し、村からにぎわいも消えた。それでも、大切な故郷をまた必ず元気にしたい。2度の震度7に見舞われた熊本地震から、14日で7年。熊本県南阿蘇村でただ1人、集落支援員を務める住民は被災者に寄り添い、残された課題と向き合い続けていると伝えるとともに、黒川地区はかつては東海大の阿蘇キャンパスがあり、約800人の農学部生が暮らす「学生村」だったが、地震によって住宅の9割以上が全半壊し、学生の下宿の大半は解体されてキャンパスも移転したと振り返る記事が掲載された。