「紫草」で染色復活 町おこしを 菊池発 絶滅危惧種指定 市民ら栽培の輪広げる

媒体名:熊本日日新聞
掲載日:2024年02月29日

初夏に白いかれんな花をつける「紫草(ムラサキ)」。紫根(しこん)と呼ばれる根の部分は古来から紫色の染料に使われてきたが、現在は絶滅の危機に瀕(ひん)している。そんな紫草を使って染色を復活させるプロジェクトを、菊池市民らが始めたことを伝えるとともに、相談を受けた東海大の村田達郎名誉教授(植物育種学)=同市=が協力と取り上げる記事が掲載された。