紙谷 聡英 (カミヤ アキヒデ) 准教授
所属医学部医学科基礎医学系 2015年4月から専任教員に採用されました。連絡先E-mail:kamiyaa[at]tokai-u.jp |
資格/免許
博士(理学)
略歴
- 1999年
- 東京大学大学院理学系研究科・生物化学専攻 修了
- 1999-2001年
- 神奈川科学技術アカデミー・宮島幹細胞制御プロジェクト・研究員
- 2001-2004年
- 米国国立衛生研究所・国立ガン研究所・Visiting Fellow
- 2004-2005年
- 東京大学医科学研究所・ヒト疾患モデル研究センター・幹細胞治療分野・産学官連携研究員
- 2005-2008年
- 東京大学医科学研究所・ヒト疾患モデル研究センター・幹細胞治療分野・助手(助教)
- 2008-2011年
- 東京大学医科学研究所・幹細胞治療研究センター・幹細胞治療分野・助教
- 2012年
- 現職
研究分野
肝臓は生体内で最大の臓器であり、代謝・解毒・タンパク合成などの多種の重要な機能を持つ。ウイルス感染やアルコール過剰摂取・メタボリックシンドローム等に起因する肝機能の破綻は、肝硬変・肝癌といった症状をもたらす。当研究室では、このような重篤な肝疾患に対して、肝臓移植に替わる肝幹細胞移植療法の確立を目指し、肝幹・前駆細胞の性状解析や肝発生の分子メカニズムの同定を行っている。
キーワード
肝幹細胞、iPS細胞、肝再生、肝発生
所属学会
日本再生医療学会、日本肝臓学会、肝細胞研究会
表彰
- 2007年 第14回肝細胞研究会 会長賞 (鹿児島)
- 2008年 FASEBサマーリサーチカンファレンス
「Liver Growth, Development and Disease」
Poster Award, Snowmass, Colorado, USA. - 2009年 第8回日本再生医療学会
Young Investigator’s Award 優秀賞 (東京)
メッセージ
肝臓は、発生過程で造血器官から代謝器官へとその機能をドラスティックに変化させる特徴的な臓器であり、また固形臓器としては稀な高い再生能力を持っています。このような基礎生物学的にも非常に重要な臓器である肝臓の詳細な解析を行うことで、肝疾患に対する新しい治療法の開発につながると考え研究を行っています。