飯島 崇利 准教授
所属創造科学技術研究機構医学部門(伊勢原キャンパス) 連絡先E-mail:takatoshi.iijima[at]tokai-u.jp |
資格/免許
博士(医学)
略歴
- 2000〜2004年
- 大阪大学大学院医学系研究科博士課程形態機能医学専攻
- 2004〜2009年
- 慶應義塾大学医学部生理学教室 特任助教
- 2009〜2013年
- スイス・バーゼル大学バイオセンター 博士研究員
- 2014年
- 現職
研究分野
脳は1000億個もの多種多様な神経細胞からなります。神経細胞群がいかに個性を獲得し、特異的なネットワークを築くのか、学習や経験がどのようにこれを変化させるか、私達はそれらの分子メカニズムについてエピジェネティック変化からRNAレベルまでの遺伝子発現制御に注目して研究を行っています。加えて、多くの神経・精神疾患は遺伝子発現調節の異常によって起こることも明らかにされつつあり、本研究がこのような疾患の理解に繋がることも期待されます。
キーワード
遺伝子発現、RNA、選択的スプライシング、神経細胞、シナプス、自閉症
所属学会
北米神経科学会、日本神経化学会、日本神経科学会、日本分子生物学会
表彰
- (学生時代) 関西学生対校選手権1500m優勝、日本学生種目別選手権1500m 4位
- 2009年 上原生命科学財団リサーチフェロー
- 2009年 かなえ財団海外研究助成
- 2011年 アステラス代謝生命科学財団海外助成
- 2013年 日本神経化学会奨励賞
- 2014年 日本神経科学学会奨励賞
メッセージ
日本のアカデミアにおける若手PI育成を目的としたテニュアトラックプログラムはまだ動き出したばかりですが、今後我が国の大学・研究機関において公平で透明性の高い人事制度が普及すれば、研究組織の体質も改善され優秀な人材を武器に、よりクオリティの高い研究を実現できる魅力的な研究社会を築けるのではないかと思います。