ホーム > 国際公募情報 > 2011年度第2期テニュアトラック教員の国際公募について
 

2011年度第2期テニュアトラック教員の国際公募について

2011年5月
東海大学創造科学技術研究機構

東海大学(以下、「本学」という。)創造科学技術研究機構では、このたび1名を募集することになりましたので、下記によりご応募いただきますようお願いいたします。

本学では、文部科学省の科学技術振興調整費(現 科学技術人材育成費補助金)「若手研究者の自立的研究環境整備促進事業」(2010年度から2014年度)の採択を受けて、「国際的研究者を育て得るメンター研究者養成」プログラム(http://www.u-tokai.ac.jp/tuiist/)の2011年度第2期分テニュアトラック教員1名を以下の通り公募いたします。
「国際的研究者を育て得るメンター研究者養成」プログラムでは、先端分野における国際的研究を行う能力に加え、自らをロールモデルとして後進の研究者を育成できる、メンターに必要な力量を持った人材を育成することを目的としています。そのために新規に学内特区として特定の学部や研究所とは別の「創造科学技術研究機構」を設置し、テニュアトラック制度を導入することにより、本学が必要とする人材を育成する体制を整備することとしています。
創造科学技術研究機構で新規に採用するテニュアトラック教員は、海外留学を含む理想的な研究環境の中で研究能力・メンター能力を向上させ国際競争力を獲得し、テニュア取得後は、学部・研究科に所属して、大学奨励教員として教育研究を通じて次世代の人材育成を行うこととしています。
2010年度および2011年度は先ず医学系において、将来、臨床研究を主導できる国際的研究者を養成する体制を構築し、すでに予定の5名中4名が着任しております。2012年度からは理工系へと分野を広げ、その後全学的システム改革へと広げる計画です。
2011年度第2期も医学関連分野で全学の研究の将来を担って行けるようなインパクトの高い研究テーマを遂行し、臨床家と協調・連携し得る資質・潜在能力を持つ広い視野を持った人材を求めます。
テニュアトラック制度とは、若手研究者が、任期付きの雇用形態で自立した研究者としての経験を積み、厳格な審査を経て安定的な職を得る仕組み(科学技術振興調整費公募要領より)であり、本学では2010年度から国際公募を開始しているものです。
3年目の中間評価と5年目の厳格な最終審査で適格と認められたテニュアトラック教員は、本人の専門性を生かした本学の学部等において、専任の講師・准教授・教授として採用されます。詳細については下記をご確認ください。

印刷用PDF
募集人員 テニュアトラック教員1名 (医学部門)
※教員人事システム改革委員会の専門委員会である創造科学技術研究機構テニュアトラック教員採用委員会での審査により、助教・講師・准教授の身分を決定します。
所属 東海大学創造科学技術研究機構医学部門
担当授業科目 研究分野に関連する学部・大学院授業の一部を予定
応募資格 博士の学位を有し、2012年1月1日時点で、国内外の大学における助教、ポスドク、あるいは同等職歴の経歴を原則として3年以上有し、かつ、主要な研究成果を挙げた者で、学位取得後10年以内の者とします。若手研究者育成の趣旨に鑑み、応募時点で満45歳以下が望ましいものとします。
日本語能力はとくに問いませんが、主要な言語は日本語または英語とします。
学校教育法第9条に規定する欠格事項に該当しない者とします。
任用期間 2012年1月1日から2016年3月31日までとし、契約は単年度契約とします。
2013年度に行われる中間評価で、格段の優れた業績を上げたと判断される教員は昇任することができます。 また、後述のように中間評価で高い評価を得ればテニュアに採用されることもあります。
研究分野 医学関連分野(例:がん、生活習慣病、臨床情報学、医用工学など)
現在は基礎医学の分野の研究をされている方でも、将来、臨床家と協力し、「臨床研究」を主導できる進取の気性のある意欲的な研究者なら可。
職務
  1. 採用時に提出した研究計画書に基づく研究活動
  2. 研究分野に関連する学部・大学院での授業の一部を担当(英語によるものを含みます)
  3. 大学院生(留学生を含みます)の研究指導・論文指導
  4. 研究論文の執筆および公表
  5. 国際会議を含む学術講演会での発表
  6. 外部資金の積極的な獲得活動(本学のテニュアトラック教員は、雇用期間中に、競争的研究資金の研究実施にエフォートを割くことができます。)
  7. 創造科学技術研究機構の運営への貢献
  8. 創造科学技術研究機構が主催または共催するシンポジウム等での発信
  9. その他、創造科学技術研究機構長が必要と認めた業務
勤務条件
  1. 勤務場所は本学の伊勢原キャンパスです。(http://www.med.u-tokai.ac.jp/
  2. 海外在住の応募者については、必要に応じて居住の確保を支援します。
  3. 就業に関しては学校法人東海大学の諸規則が適用されます。なお、本学ではテニュアトラック教員に対しても裁量労働制が適用されます。
  4. 職務で発生した発明等については、学校法人東海大学知的財産権取扱規程並びに学校法人東海大学知的財産権取扱規程実施細則によるものとします。
給与 本学の規定により支給します。
研究支援等
  1. スタートアップ資金として初年度500万円を支給し、研究資金は、初年度は300万円、2年度目以降は50万円ずつ減じて支給
  2. 各人に18平方メートル程度の研究スペースおよび18平方メートル程度の居室
  3. RA等の研究補助員等を1名以上配置
  4. 学内の共同利用研究設備が利用可能
  5. メンター教員(専任教員)やサポートスタッフによる支援
  6. 女性研究者の受け入れ態勢を整備 (詳細はお問い合わせください)
  7. 女性研究者の出産等の事由による任用期間延長制度あり(専任教職員と同様、規程による)
  8. 36名の教育・研究支援センター技術職員による技術支援や事務部門によるサービスの利用が可能
専任教員への
登用
今回採用されるテニュアトラック教員は、3年目の中間評価及び5年目の最終審査で適格と認められた場合、2016年4月より本学の専任講師または専任准教授、格段に優れた業績を挙げた場合は専任教授として採用されます。このとき、専門の研究分野を生かすことのできる本学の学部等に所属することになります。また5年目終了時に満たない場合でも、特筆すべき業績を挙げた場合は、専任採用が検討されます。
提出資料
  1. 所定の応募用紙(英文でご提出ください。研究業績一覧には、著書、論文、国際会議論文等、解説・総論等、h指数を含めてください。論文は、査読を受けたものに限ります。インパクトファクターおよび被引用文献数も記載してください。また、基調講演や招待講演の場合には、その旨を明記してください。原文が日本語のものは、日本語表記でもかまいません。応募用紙には、以下の3から8の項目を含んで記述して下さい。)
    ※文献検索サイトSCOPUS上で自身の氏名と所属を入力するとh指数を個人の平均として算出することができます。
  2. 主要な論文5編の別刷 (コピーでも可)
  3. 学会ならびに社会における活動、教育等に対する貢献、特許のリスト
  4. これまでの研究概要:A4、2ページ程度(図を含んでもよい)
  5. 研究計画書:A4、3ページ程度(図を含んでもよい)
  6. 研究計画の将来性について:A4、1ページ(図を含んでもよい)教育に関する方針についても記載下さい。
  7. これまでの外部研究費取得のリスト(代表・分担の区別、本人予算配分額を記載してください。)
  8. 3名(うち最低1名は海外研究者)からの推薦書または意見書(推薦者から本学への直送が必要です。応募者は3名の推薦者(連絡先、住所付き)のリストを提出してください。)
  9. その他、審査の過程で追加の書類提出を求めることがあります。

※すべて英語で作成してください(2.、8.を除く)。ただし、発表や公表が日本語の場合は、日本語のままで結構です(例、国内学会発表や国内特許など)。
※ 提出書類は原則として返却いたしません。
提出期限 2011年7月30日(土)17時
本学創造科学技術研究機構医学部門の電子メールアドレス宛て(iist@tokai-u.jp)に、必要書類を添付ファイルの形で期限までに提出し、提出資料原本を別送してください。なお、提出期限は日本時間(JST)での指定となっておりますのでご留意ください。
選考
  1. 書類審査を行います。
  2. 必要に応じて英語による面接・プレゼンテーションを行います。  
    a. 特に自ら獲得した大型研究費による研究を実施している場合や、大型の研究費を申請中あるいは申請計画中の方は、その研究計画もプレゼンテーションに盛り込んでください。
    b. 面接・プレゼンテーション等の詳細については、後日連絡します。
  3. 選考結果については、2011年9月上旬までに通知する予定です。
応募書類
提出方法
  1. 応募資料を提出期限までに、本学創造科学技術研究機構医学部門宛に送付して下さい。書式はこのホームページよりダウンロードして下さい。

    エントリー書類ダウンロード
  2. メールによる送付と共に上記提出資料原本(応募用紙紙媒体出力並びに提出資料紙媒体出力)を作成し、以下の提出先へ提出期限内に配達が証明できる方法(特定記録・小包・簡易書留・宅配便など)で余裕を持って発送してください。(2011年7月30日必着)
    なお、提出期間内に申請書類等が提出されない場合は、審査対象外とします。

    【郵送先】
    東海大学創造科学技術研究機構医学部門
    〒259-1193  神奈川県伊勢原市下糟屋143
    Phone:0463-93-1121 ext.2004
    Facsimile:0463-91-7902
    e-mail:iist@tokai-u.jp

  3. 推薦書、あるいは意見書については、推薦者または意見者より上記の宛先に直接郵送して戴いてください。
お問い合わせ
方法
本公募に関して質問がある場合はiist@tokai-u.jpまでお問い合わせ下さい。
事務連絡先 東海大学創造科学技術研究機構医学部門事務室
Phone:0463-93-1121 ext.2004
Facsimile:0463-91-7902
e-mail:iist@tokai-u.jp