3年次生対象の就職支援講座を開催しました

政治経済学部では6月24日に湘南キャンパス11号館で、3年次生を対象とした就職支援講座「激変! 就活スケジュール〜私たちの就職活動はどうなるの?〜」を開催しました。2016年3月卒業となる現3年次生から、就職活動のスケジュールが大幅に変わることを受け、活動を始めるタイミングについて知ってもらうとともに、早い時期から心構えをしてもらおうと実施したものです。当日は、就職情報サイトを運営する株式会社マイナビの横浜支社就職情報事業本部キャリアサポート課の三浦恵美氏と、本学部2010年度卒業生で同社に勤務している三宮秀太氏を講師に招き、学生約200名が出席しました。

開始に先立って本学部の前田成東学部長が、「皆さんの学年から企業の採用情報公開が遅くなることに伴い、先輩たちの活動とは内容が異なるものになります。今回の講座を参考に、できるところから真面目に取り組み、新しい流れに沿って進めてください」とあいさつしました。続いて三浦氏が登壇し、企業の選考スケジュールが従来よりも4カ月遅れのスタートとなり、情報公開が4年次生になる直前の3月、選考開始が8月となる日程を説明しました。スケジュールの変化により“準備期間の延長”と“行動期間の短縮”に注意をしなければならないこと、さらに大手企業のエントリー開始や企業説明会の時期が、中小企業の選考開始と重なってしまうことから、大手企業採用試験終了後の活動や公務員試験との併願が難しくなったことについて解説。「皆さんの就職活動はこれまで以上の短期決戦となりますから、3年次の準備期間を大切に過ごしてください。この夏休みでの、インターンシップへの参加も考えてください」と話しました。

その後、三宮氏が自らの就職活動体験を披露。「活動スケジュールが変わっても、先輩として教えてあげられることは変わりません。目標から逆算して行動すること、絶対にあきらめないこと、がんばりすぎないことです。長い戦いの日々となりますが動くときは動き、気持ちを抜く時間を作り、休むときは休んでストレスをためないように乗り切ってください」とアドバイスしました。

参加した学生からは、「採用スケジュールが変わる最初の年であり、不安もあります。しかし、この講座では具体的かつわかりやすく就職活動について説明を聞けたのでやる気が出ました」「先輩の体験談に励まされました。スケジュールの見直しは、学生が大学生活に集中できる期間を長くする企業側の配慮だとも聞いています。キャンパスライフを充実させ、就職活動につなげていきたいと思います」といった声が聞かれました。