政治経済学部同窓会会長奨励賞の授与式を行いました
授与式では、同窓会の衛藤譲二副会長が経営学科から選ばれた寅岩和彦さん(4年次生)に賞状を授与。その後、中川望さんと石居弘健さん、後藤光さん(いずれも経済学科4年次生)のグループが「日本経済は破綻する」のテーマで、現在発表されている統計データや海外の事例を挙げながら、経済学の定理を用いて日本経済の現状や今後の動向を分析した結果を発表。また、白石純平さんと横地真央さん(3年次生)のグループが「日本のエネルギー政策はどうあるべきか 競争型エネルギーシステム」と題して、原子力発電所の全廃を前提に国民へのメリットが大きいエネルギーシステムの構築に向けた改善策を提言しました。寅岩さんは「公共運輸企業の安全に関する経営学的考察」のテーマで発表。鉄道や航空機事故の原因を分析した結果をもとに、効率と安全性を両立させるためにはマニュアルを整備するだけでなく、日ごろからの訓練に基づいて社員のセルフマネジメント力を高める必要があることを発表しました。 受賞した学生からは、「論文はさまざまなデータを見ながら、先生方の指導のもと友人らと一緒に創り上げたものなので、大変うれしく思います。今後の勉学への励みにもなります」などの感想が聞かれました。
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