学園メールマガジン「VISTA Plus」
キャンパス便り

東海大学付属仰星高等学校・中等部では、９月に実施したカナダ・トロント研修に続き、11月18日（金）～22日（火）の４泊５日の日程でグアム研修を実施し、中等部３年生７名、高校２年生６名の希望者13名が参加しました。

滞在１日目には、南太平洋戦没慰霊記念公苑を訪ね、戦争犠牲者への慰霊の思いを込めて献花をすると同時に、防空壕や展示されている戦争の遺品を見て、生徒たちは改めて戦争の悲惨さと空しさを感じたようです。

２日目はグアムの自然を満喫し、自然の美しさに触れると同時に、イルカなどが野性の状態で過ごせるよう保護されていることも学ぶことができました。

午後、生徒たちはBrother & Sister Programにより、グアム大学の学生のエスコートで市内散策をしましたが、学生たちは日本語を話すことを禁じられていることから、生徒たちは英語を通してコミュニケーションをとることになり、英語を実践的に使用する機会になりました。

３日目には、現地私立共学校であるNotre Dame High Schoolを訪問し、チャモロの食べ物の試食や、チャチャダンスを習うなどの異文化体験に加え、現地生徒が日本語を学んでいることから、現地生徒が日本人である本校生徒に対して実際に日本語を使用する場面を提供しながらも、現地生徒の日本語の誤りや日本語に関する情報を英語を媒体として伝えることによって、本校生徒は実践的に英語をコミュニケーション手段として使用する機会を得ることになりました。

４泊５日の短い期間でしたが、生徒たちは、親日的なグアムにおいて、買い物や食事の注文をはじめ、さまざまな場面で英語を使用し、語彙力の不足や正しい英語を使用するための知識の大切さを痛感しながらも、英語でコミュニケーションをとることの楽しさを体験することができたようです。