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キャンパス便り

東海大学付属諏訪高等学校にこのほど、人工芝を用いたグラウンドを整備しました。本学園が2017年に建学75周年を迎えたことを記念して大学のキャンパスや付属諸学校、付属病院の施設整備などさまざまな事業に取り組んできました。今回のグラウンド人工芝化もその一環です。

付属諏訪高校では08年に新校舎が、09年に第２体育館が完成し施設環境の充実を図ってきましたが、グラウンドは土のままであったため、冬季は雪や霜の影響で使用が難しい状況でした。今回竣工した「松前記念総合グラウンド」は、18年４月に着工。芝丈60㎜のロングパイルを7595m²、25㎜のセミロングパイルを1063m²敷設しました。また寒冷地仕様として凍上抑制層を設置したほか、高さ３～７ｍの防球ネットや夜間利用の対応としてLED照明も増設しました。

８月29日には竣工式を執り行い、学校法人東海大学の松前義昭理事長ら学園関係者やPTAの篠原尚一会長ら校友会関係者、本校の田中昇校長はじめとした教職員と全校生徒が出席しました。松前理事長、田中校長、篠原会長、生徒会長の河手万采さん（３年）によるテープカットに続いて生徒たちがグラウンドに入場。「ふかふかする」「きれいなグラウンドができてうれしい」と口々に喜びの声を上げながら真新しい人工芝の感触を確かめていました。

あいさつでは松前理事長が、「この環境を活用して、将来のアスリートやスポーツ指導者が育ってほしいと願っています。また、夜間利用の環境が整ったことで、地域の皆さまにも活用してもらえる施設となりました。諏訪高が地域からさらに愛される学校になることを期待しています」と語りました。また田中校長は、関係者への謝辞を述べるとともに「このグラウンドで最高の授業、最高のパフォーマンスを実践してもらいたい。末永く大切に使います。大いに躍動しましょう」と生徒たちに語りかけました。