2016-06-01[第718号]
食物栄養学科の学生がこのほど、全国の管理栄養士や短期大学生、大学生らが病院食のおいしさや見た目をレシピで競う「第1回全国病院レシピコンテスト」(主催:地域健康社会研究所)の低カロリースイーツ部門で金賞をはじめ優秀な成績を収めました。同部門は身近な食材を利用して家庭でも美味しく再現することができる1食100キロカロリー以内のレシピを争うものです。プロ部門53件、学生部門11件の応募の中から、それぞれ最優秀グランプリ、金賞、銀賞、入選が選出されました。最終審査・表彰式は3月25日に、札幌市で行われています。
金賞を受賞したのは、横井すみれさん(2年次生)が低カロリースイーツ部門で考案した「おなかにやさしいロールケーキ」で、同部門の銀賞には村松由恵さん(同)の「おからと蓮根のカップケーキ」と横山かおりさん(同)の「腸すっきり」が選ばれました。
横井さんは、「授業で習ったカロリーの計算方法や見た目の重要性を大切にしながら考案しました。100キロカロリーに抑えるのが難しく、試行錯誤したので、受賞できて本当にうれしいです。これからも多くのコンテストで賞をもらえるようにがんばりたい」と喜びのコメント。指導に当たった末永美雪教授は、「学生たちは授業以外の時間を活用してよく準備をしていました。学外での評価は学生の励みにもなるので、今後もより豊かな発想力を養いながら、努力を続けてほしい」と話しました。