新年を迎えて
明けましておめでとうございます。年頭にあたり同窓会会員の皆様のご多幸を心からお祈り申し上げます。 旧年11月、衆院の解散・総選挙に動き始めた時、OPECがサウジアラビア主導下原油生産目標を据え置く事を決定しました。米国シェール革命がもたらした原油の供給過剰、同じくFRBの量的緩和の終了とOPECの原油生産目標の決定は、原油安の流れを不動なものとしました。 原油安は今年の政治・経済にどのような影響をもたらすのでしょうか?すでに原油輸出国のロシアはルーブルが売られ国家財政が窮地に陥りつつあると聞きます。米国のシェール企業はサウジアラビアの狙い通り価格競争に飲み込まれ淘汰が進むのでしょうか? 原油輸入国の中国は 浮いたマネーで世界を動かして行くのでしょうか? 日本では石油輸入代金の下落により、経済原則が働き、 再生エネルギーへの転換は進んで行くのでしょうか? 今年の政治経済は大きく動く予感がします。
|