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2016年度テニュアトラック教員の国際公募について

2016年5月
東海大学創造科学技術研究機構

 東海大学(以下、「本学」という。)創造科学技術研究機構では、文部科学省のテニュアトラック普及・定着事業に基づき2016年度に着任予定のテニュアトラック教員1名を募集致します。

 知的財産の創造・保護及び活用という知的財産の創造サイクルの好循環に貢献するための研究に関連する分野で、知的財産法を中心とする法律科目と実践科目を密接に連携させて我国の新たな産業創成に寄与し、戦略的かつ国際的視点にたった研究を担って行けるようなインパクトの高い研究テーマを遂行し、異分野と協調・連携し得る資質・潜在能力を持つ広い視野を持った人材を求めます。
 原則的に3年度目の中間審査、または以降5年度目までの厳格な審査(5年度目最終審査)で適格と認められたテニュアトラック教員は、本人の専門性を生かした本学の学部等において、専任教員として採用されます。詳細については下記をご確認ください。

募集人員

テニュアトラック教員1名
※学内委員会での厳正な審査により、助教・講師または准教授の身分を決定します。

所属

東海大学創造科学技術研究機構

研究分野

  • 知的財産法、知的財産マネンジメント分野、エンターテインメント法、国際特許法、e-コマースや国際著作権法、および国際ビジネス法などに関わる研究分野

応募資格

2016年 10月1日現在、40 歳以下の者で、下記の要件のいずれか満たす者

  • 博士の学位を取得又は博士課程に標準修業年限以上在学し、所定の単位を修得の上、退学した者(いわゆる「満期退学者」)でその後、特許情報担当実務経験が豊富な者
  • 博士の学位を取得後又は博士課程の満期退学後(社会人学生であった場合は、学位取得前を含む)に、研究機関における研究経験を有する者
  • 学士または修士の学位を取得後、企業、弁理士事務所、特許情報企業等において特許情報担当実務経験が5年以上の者
    学校教育法第9条に規定する欠格事項に該当しない者とします。
※日本語能力は特に問いませんが、主要な言語は日本語または英語とします。

任用期間

2016年10月1日から2021年3月31日までとし、契約は単年度契約とします。(専任教員への登用も参照のこと)

提出書類

  1. 所定の応募用紙(本サイトよりダウンロードしてください。)
    エントリー書類ダウンロード
      a) 研究業績一覧:著書、論文、国際会議論文等、解説等記載してください。論文は、査読を受けたものに限ります。インパクトファクターおよび被引用文献数も可能な限り記載してください。また、基調講演や招待講演の場合には、その旨を明記してください。
      b) 学会ならびに社会における活動、教育等に対する貢献、特許のリスト
      c) これまでの研究概要:A4、2ページ程度(図を含んでもよい)
      d) 研究計画書:A4、3ページ程度(図を含んでもよい)
      e) 研究計画の将来性について:A4、1ページ(図を含んでもよい)教育に関する方針についても記載下さい。
      f) これまでの外部研究費取得のリスト(代表・分担の区別、本人予算配分額を記載してください。)
      g) 推薦者または意見者の連絡先と住所のリスト:3名分
  2. 主要な論文5編の別刷 (コピー、PDFでも可)
  3. 3名からの推薦書または意見書(推薦者から本学への直送が必要です。)
  4. その他、審査の過程で追加の書類提出を求めることがあります。

※すべて原則英語で作成してください(2、3.を除く)。ただし、発表や公表が日本語の場合は、日本語のままで結構です(例、国内学会発表や国内特許など)。
※提出書類は原則として返却いたしません。

提出期限

2016年7月11日(月)17時(日本標準時)
本学創造科学技術研究機構の電子メールアドレス宛て
iist-office@tsc.u-tokai.ac.jp)に、必要書類を添付ファイルの形で期限までに提出し、提出資料原本を別送してください。なお、提出期限は日本時間(JST)での指定となっておりますのでご留意ください。

提出方法

応募資料を提出期限までに、本学創造科学技術研究機構宛に送付して下さい。書式はhttp://www.pr.tokai.ac.jp/tuiist/よりダウンロードして下さい。

メールによる送付と共に提出資料原本(応募用紙紙媒体出力並びに提出資料紙媒体出力)を、下記提出先へ提出期限内に配達が証明できる方法(特定記録・小包・簡易書留・宅配便など)で送付してください。(2016年7月11日必着)

資料原本を提出する際は、封筒の表に「テニュアトラック教員応募」と朱書きしてください。

メール送信の際は、件名の最初に「テニュアトラック教員応募」と必ず明記してください。なお、提出期間内に申請書類等が提出されない場合は、審査対象外とします。

【郵送先】
東海大学創造科学技術研究機構
〒259-1292  神奈川県平塚市北金目4-1-1
Phone:0463-50-2532
Facsimile:0463-50-2478
e-mail:iist-office@tsc.u-tokai.ac.jp

推薦書、あるいは意見書については、推薦者または意見者より上記の宛先に直接郵送して戴いてください。

選考

  1. 一次(書類)審査
    審査結果は、2016年8月初旬までに通知する予定です。
  2. 二次(面接・プレゼンテーション)審査(9月以降順次実施予定)  ※一次通過者のみ
    1. 英語にて実施します(質疑応答は日本語)。
    2. 特に自ら獲得した大型研究費による研究を実施している場合や、大型の研究費を申請中あるいは申請計画中の方は、その研究計画もプレゼンテーションに盛り込んでください。
    3. 対象者には、後日連絡します。

職務

  1. 応募時に提出した研究計画書に基づく研究活動
  2. 研究分野に関連する学部・大学院での授業の一部を担当(英語によるものを含みます)
  3. 大学院生(留学生を含みます)の研究指導・論文指導
  4. 研究論文の執筆および公表
  5. 国際会議を含む学術講演会での発表
  6. 外部資金の積極的な獲得活動(雇用期間中に、競争的研究資金の研究実施にエフォートを割くことができます。)
  7. 創造科学技術研究機構の運営への貢献
  8. 創造科学技術研究機構が主催または共催するシンポジウム等での発信
  9. その他、創造科学技術研究機構長が必要と認めた業務

勤務条件

  1. 勤務場所は基本的に本学の湘南キャンパスです。
    http://www.u-tokai.ac.jp/about/campus/
  2. 海外在住の応募者については、必要に応じて居住の確保を支援します。
  3. 就業に関しては学校法人東海大学の諸規則が適用されます。
  4. 職務で発生した発明等については、学校法人東海大学知的財産権取扱規程並びに学校法人東海大学知的財産権取扱規程実施細則によるものとします。

給与

本学の規定により支給します。

研究支援等

  1. 研究費として毎年度100万円を支給
  2. 20平方メートル程度の研究スペース
  3. メンター教員やサポートスタッフによる支援
  4. 女性研究者の受け入れ態勢を整備

専任教員への登用

今回採用されるテニュアトラック教員は、3年度目の中間審査、または以降に本人申請により5年度目までに行う厳格な審査(5年度目最終審査)で適格と認められた場合、本学の専任の助教、講師または准教授、格段に優れている場合は専任教授として採用されます。このとき、専門の研究分野を生かすことのできる本学の学部あるいは研究所に所属することになります。最終審査で適格と認められた場合は2021年4月より専任となりますが、5年度目終了時に満たない場合でも、特筆すべき業績を挙げた場合は、専任採用が検討されます。

問合せ方法

本公募に関して質問がある場合はメールにてお問い合わせ下さい。

問合せ先

東海大学創造科学技術研究機構
Phone:0463-50-2532
Facsimile:0463-50-2478
E-mail:iist-office@tsc.u-tokai.ac.jp
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