2017年度テニュアトラック教員(卓越研究員制度による)の公募について
2017年3月
東海大学創造科学技術研究機構
記
東海大学(以下、「本学」という。)創造科学技術研究機構では、文部科学省の卓越研究員制度に基づき2017年度後半に着任予定のテニュアトラック教員1名を募集致します。
既存の学問領域の枠にとらわれず、学際的でかつ国際的な視野からの研究を遂行し、かつ、次世代の人材育成を担えるリーダー型研究者1名を社会科学分野として募集します。
採用された研究者は、当初は創造科学技術研究機構に所属しますが、将来的には社会科学系付置研究所もしくは関連する学部に所属することを予定しています。研究分野としては、北欧の国々に関して、社会・経済政策を緻密に分析することに関連した研究者を募集します。少子高齢社会を同様に経験してきている北欧諸国の政策や社会制度の研究、すなわち年金、医療、福祉制度等の研究は、現在、我国が直面している課題を未来に向けて解決する上で大きな意義があります。このような専門研究分野を有しながら、既存の学問領域に捉われないで学際的な研究と教育を担い国際的に活躍できる研究者を募集します。なお、職種は准教授、講師で、着任時期は2017年度後半を予定しています。
また、本公募は、文部科学省の卓越研究員制度に則って実施されますので、2017年3月21日から同年4月25日の期間に申請書(研究者_様式1(別紙を含む)・2・3)の提出を日本学術振興会が設置・運営する電子申請システムを通じて行ってください。
日本学術振興会HP公募情報(研究者向け)
URL:http://www.jsps.go.jp/j-le/koubo_kenkyu.htm
原則的に3年度目の中間審査、または以降5年度目までの厳格な審査(5年度目最終審査)で適格と認められたテニュアトラック教員は、本人の専門性を生かした本学の学部等において、専任教員として採用されます。詳細については下記をご確認ください。
募集人員
テニュアトラック教員1名
※学内委員会での厳正な審査により、講師または准教授の身分を決定します。
所属
東海大学創造科学技術研究機構
研究分野
分野:社会科学 分科:経済学 細目名:経済政策
社会制度・経済政策の研究 特に北欧諸国の社会制度・経済政策研究
応募資格
- 卓越研究員候補者として選考された者。
- 日本語能力はとくに問いませんが、主要な言語は日本語または英語とします。
- 学校教育法第9条に規定する欠格事項に該当しない者とします。
本公募への公募と並行して、文部科学省が行う「卓越研究員事業」に申請することを、応募要件の一つとします。(平成29年3月21日申請受付開始予定)
文部科学省卓越研究員事業のホームページのURL:
http://www.mext.go.jp/a_menu/jinzai/takuetsu/index.htm
任用期間
2017年後半から2022年3月31日までとし、契約は単年度契約とします。(専任教員への登用も参照のこと)
提出書類
- 卓越研究員事業 研究者_様式1(別紙を含む)・2.3(文部科学省卓越研究員制度の申請に提出した書類(コピー)
- 自ら獲得した研究費による研究を実施している場合や、他機関との共同研究による研究費を申請中あるいは申請計画中の方は、その研究計画を提出(コピー)
- 主要な論文3編の別刷 (コピー、PDFでも可)
- その他、審査の過程で追加の書類提出を求めることがあります。
※提出書類は原則として返却いたしません。
提出期限・提出方法
応募資料を提出期限(文部科学省または審査事業者より卓越研究員の候補者の情報の通知がありしだい個別に連絡します。)までに、本学創造科学技術研究機構宛に送付して下さい。メールによる送付と共に提出資料原本(応募用紙紙媒体出力並びに提出資料紙媒体出力)を、下記提出先へ提出期限内に配達が証明できる方法(特定記録・小包・簡易書留・宅配便など)で送付してください。
資料原本を提出する際は、封筒の表に「卓越研究員応募」と朱書きしてください。
メール送信の際は、件名の最初に「卓越研究員応募」と必ず明記してください。なお、提出期間内に申請書類等が提出されない場合は、審査対象外とします。
【郵送先】
東海大学創造科学技術研究機構
〒259-1292 神奈川県平塚市北金目4-1-1
Phone:0463-50-2532
Facsimile:0463-50-2478
e-mail:iist-office@tsc.u-tokai.ac.jp
選考
独立行政法人日本学術振興会において有識者によって構成される卓越研究員候補者選考委員会が行う書面審査の結果、文部科学省が決定した卓越研究員候補者について、本学を希望している研究者に対して本学が書類審査・面接を行い、その上で当事者間交渉が行われます。
- 書面審査
- 面接審査(面接・プレゼンテーション)審査(7月以降順次実施予定)
- 英語で実施します。
- 特に自ら獲得した研究費による研究を実施している場合や、他機関との共同研究による研究費を申請中あるいは申請計画中の方は、その研究計画もプレゼンテーションに盛り込んでください。
- 対象者には、後日連絡します。
- 旅費・滞在費等は応募者の自己負担とします。
職務
- 応募時に提出した研究計画書に基づく研究活動
- 研究分野に関連する学部・大学院での授業の一部を担当(英語によるものを含みます)
- 大学院生(留学生を含みます)の研究指導・論文指導
- 研究論文の執筆および公表
- 国際会議を含む学術講演会での発表
- 外部資金の積極的な獲得活動(雇用期間中に、競争的研究資金の研究実施にエフォートを割くことができます。)
- 創造科学技術研究機構の運営への貢献
- 創造科学技術研究機構が主催または共催するシンポジウム等での発信
- その他、創造科学技術研究機構長が必要と認めた業務
勤務条件
- 勤務場所は基本的に本学の湘南キャンパスです。
(http://www.u-tokai.ac.jp/about/campus/) - 海外在住の応募者については、必要に応じて居住の確保を支援します。
- 就業に関しては学校法人東海大学の諸規則が適用されます。
- 職務で発生した発明等については、学校法人東海大学知的財産権取扱規程並びに学校法人東海大学知的財産権取扱規程実施細則によるものとします。
給与
本学の規程により支給します。
研究支援等
- 卓越研究員として採択された場合、採択後1~2年度目に限り、各年度400万円を上限として、研究費の支援が受けられます。なお、卓越研究員としての該当者がいなかった場合は本公募の実施いたしません。また、当事者間交渉での結果、採用に至らない場合があります。
- 20平方メートル程度の研究スペース
- メンター教員やサポートスタッフによる支援
- 女性研究者の受け入れ態勢を整備
専任教員への登用
今回採用されるテニュアトラック教員は、3年度目の中間審査、または以降に本人申請により5年度目までに行う厳格な審査(5年度目最終審査)で適格と認められた場合、本学の専任の講師または准教授、格段に優れている場合は専任教授として採用されます。このとき、専門の研究分野を生かすことのできる本学の学部等に所属することになります。最終審査で適格と認められた場合は2022年4月より専任となりますが、5年度目終了時に満たない場合でも、特筆すべき業績を挙げた場合は、専任採用が検討されます。
問合せ方法
本公募に関して質問がある場合はメールにてお問い合わせ下さい。
問合せ先
東海大学創造科学技術研究機構
Phone:0463-50-2532
Facsimile:0463-50-2478
E-mail:iist-office@tsc.u-tokai.ac.jp
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