キャンパス便り (3)

東海大学農学部

KMITLの教員が食品加工学の授業で研究を紹介しました

農学部では、タイ王国のモンクット王ラカバン工科大学(KMITL)から教員を継続的に受け入れています。これは、国際学術交流と連携を目的に本学部とKMITLが結んでいる協定校交換研究留学プログラムの一環で行われているものです。今年度は、トンチャイ・プトゥングスィリ博士が5月から1カ月間、阿蘇キャンパスで研究活動に従事しています。

トンチャイ博士は5月16日、安田伸准教授(バイオサイエンス学科)の授業科目「食品加工学」のなかで、エビを用いたタイ王国の食品や食文化、エビ外殻や頭部の産業利用を目指したキチン・キトサンの研究を英語で紹介しました。聴講した約200名の学生からは、エビの利用事例や料理などに関する質問が寄せられ、「専門科目と英語の重要性をグローバルな視点から学ぶことができました」といった感想が聞かれました。