キャンパス便り (4)

東海大学九州キャンパス

九州キャンパス硬式野球部が九州地区大学野球選手権大会で準優勝しました

九州キャンパス硬式野球部が、5月14日から17日まで鹿児島県立鴨池野球場と鴨池市民球場で開催された第89回九州地区大学野球選手権大会で準優勝しました。同大会は、九州・沖縄の各地区予選を勝ち抜いた12校が、トーナメント形式で6月の全日本大学野球選手権大会出場を争うもの。同部は4月の熊本地区予選を1位で通過し、初戦で久留米工業大学(福岡・長崎地区2位)を3−1で破りました。第一工業大学(鹿児島地区1位)との準決勝は2−2のまま延長戦にもつれ込み、13回の表に2点を奪われましたが、その裏に4連打を集中させて逆転サヨナラ勝ちしました。2010年度の春以来6季ぶりとなった決勝戦は、日本文理大学(大分地区1位)に4点のリードを許す展開に。6回に中村圭佑選手(総合経営学部3年次生)と坂上拓斗選手(同)のタイムリーで同点に追いつきましたが、9回にサヨナラ負けを喫しました。

南部正信監督(東海大学職員)は、「全体的に硬く、序盤の4点中2点はこちらのミス。心配していた悪いところが出てしまいました。しかし、本来ならチームを仕上げる3月末にインフルエンザで主力を欠くなど、十分な準備ができなかった中で、地区予選、トーナメントと戦いながら、選手たちはよく成長してくれました。スタンドやベンチを含め、いいチームワークで戦ってくれた」と称えました。池森捷人主将(総合経営学部4年次生)は、「準決勝でサヨナラ勝ちしたことで、今日も先制されても勝ち越せるという自信はありました。少し前までは、先制されたら下を向いてしまうようなチームでしたが、大会を通じて粘り強く戦えるようになったと思います。もう1度鍛え直して、秋こそは全国大会出場を狙いたい」と話しました。

九州キャンパスの男女バスケットボール部が全九州春季で準優勝しました

九州キャンパス(熊本、阿蘇両キャンパス)の男子と女子のバスケットボール部が、4月27日から5月12日まで別府市総合体育館などで開催された第18回全九州大学春季バスケットボール選手権大会で、それぞれ準優勝しました。

男子部は、準決勝戦で福岡大学との接戦を79−77で制して決勝に進出。日本経済大学と対戦し、78−88で敗れました。奥村幸生監督(東海大学職員)は、「決勝ではリバウンドを相手に多く取られてしまい、今後の課題が浮き彫りになりました。しかし、スタメンで出場した2名の1年生が活躍するという、うれしい誤算もありました。地道に指導を続けることで、焦らず確実にレベルアップを図っていきたい」と語りました。

一方、女子部は準決勝戦で日本経済大学を79−66で下しました。決勝戦では、西南女学院大学と優勝を争いましたが57−70で敗退しました。宮本由紀監督(同)は「今大会は先制を許して後半に追い上げるという展開ばかりでしたが、以前であれば先制されたまま負けてしまうチームでした。昨年度、初めて全日本大学選手権大会に出場したことで成長した部分だと思います。初めての決勝進出でしたが、これで満足してはいけない。ゲームの中で悪いところを修正できる力をつけて、6月の西日本学生選手権大会、秋の全九州大学リーグ戦と優勝を狙っていきたい」と話しました。

なお、同大会では男子部の古閑雅美選手(総合経営学部マネジメント学科4年次生)が敢闘賞、谷里京哉選手(経営学部経営学科1年次生)が新人賞とスリーポイント王を受賞。女子部の上野綾菜選手(総合経営学部マネジメント学科4年次生)が敢闘賞、松岡和泉選手(同)がリバウンド王に輝きました。