キャンパス便り (5)

５月17日から19日まで、第65回北海道学生陸上競技選手権（北海道インカレ）が札幌市円山公園陸上競技場で開催され、北海道キャンパス陸上競技部（男子）が総合優勝を果たしました。北海道インカレでの優勝は、これで５年連続となります。また女子も初めて３位に入賞しました。

男子は、初日に首位と19点差の３位スタートとなりましたが、２日目に首位に浮上。その後３日目の最終種目まで優勝争いが展開されましたが、各選手の活躍により得点を重ね、最終的に首位をキープすることができました。中でも、馬場友也選手（国際地域学研究科２年次生）が100m、200m、4×100mリレー、4×400mリレーで四冠を達成。また主将の増野太郎選手（国際文化学部地域創造学科４年次生）が110mハードルで大会新記録、さらに城山正太郎選手（同１年次生）が走り幅跳び、村井脩選手（同３年次生）が走り高跳び、石橋尚晃選手（同２年次生）が三段跳びで、合計８種目で優勝しました。

女子は、本間史恵選手（同３年次生）が100mハードル、竹中弥里選手（同２年次生）が200mでそれぞれ優勝。また小島未那選手（同２年次生）はハンマー投げで昨年に続き２連覇を果たすなど、８選手と少ない人数ながら全員入賞し、昨年４位から１つ順位をあげることができました。

選手を指導する広川龍太郎監督（国際文化学部准教授）は、「例年にない寒さと雪解けの遅さで思うように練習できずにコンディション作りが大変だった。それでも５連覇できたことは、例年よりも早い段階から選手たちとミーティングを重ね、それをしっかりと実践してきた成果だと思います。ミスが出ても勝てたことは、まさに選手たちの底力。全国大会でも活躍できるよう、地に足をつけてこれからも頑張りたい。全部員、それに支えていただいた保護者の方々に心より感謝しています」と話しました。

札幌キャンパスの男子バレーボール部が、４月27日（土）から５月18日（土）に開催された「第46回北海道大学男・女バレーボールリーグ春季大会（１部リーグ）」で全勝優勝しました。本学は１stステージを１セットも取られることなく５連勝し、１位で順位決定リーグに進出。１stステージ上位校と対戦する同リーグでも、北海学園大学、旭川医科大学、との試合をともにストレートで連勝しました。最終戦は札幌大学との優勝決定戦となり、セットカウント３対２のフルセットの末、一昨年春季リーグ以来５季連続31回目の優勝を果たしました。

昨年度は道内主要大会ですべて優勝し、全日本インカレでベスト16に進出しました。今年度はそのメンバーがそのまま残り、全国ベスト８以上を目標に掲げて臨んだ最初の道内公式戦。序盤戦から順調に勝ち上がるも、優勝のかかった最終戦では、第３セット終了時点でセットカウント１対２と後がない苦しい展開となりました。続く第４セットも常に先手を奪われる厳しい状況の中、脅威の粘りを見せ、接戦の末になんとかセットカウント２対２に。最終第５セット、再びリードを許した後半、最後の最後に主将の関根祐司選手（国際文化学部地域創造学科４年次生）がピンチサーバーで登場すると東海大札幌は息を吹き返したかのように流れを引き寄せ、大逆転で勝利を果たしました。

春間監督は「最終戦は、選手が決して途中で諦めず最後まで戦う姿勢が見え、このことは勝利以上に今後へつながる大きな収穫になった。これを糧に、６月の東日本インカレでは昨年以上の成績を最低目標として全国の強豪と戦いたい」と述べました。

また、創部８年目の女子バレー部は、２部リーグで２年連続優勝。これまでは１部入替戦で惜敗が続きましたが、今回はようやくその壁を破り、１部昇格を果たすことができました。

皆様のご声援ありがとうございます。

＜男子１部リーグ春季大会試合結果＞
１stステージ
４月28日（日)
　 東海大札幌 ３−０ 北海道教育大旭川校
４月29日（月)
　 東海大札幌 ３−０ 旭川医科大学
５月３日（金）
　 東海大札幌 ３−０ 北海道教育大岩見沢校
５月４日（土）
　 東海大札幌 ３−０ 北海学園大
５月５日（日）
　 東海大札幌 ３−０ 札幌大

１部順位決定リーグ
５月11日（土）
　 東海大札幌 ３−０ 旭川医科大学（１stステージ４位）
５月12日（日）
　 東海大札幌 ３−０ 北海学園大（１stステージ３位）
５月18日（土）
　 東海大札幌 ３−２ 札幌大（１stステージ２位）


個人賞
スパイク賞　奥田基嗣 選手（国際文化学部デザイン文化学科２年次）
ブロック賞　森本隆浩 選手（国際文化学部地域創造学科３年次）
サーブ賞　　一刀正和 選手（国際文化学部地域創造学科３年次）
リベロ賞　　徳本雄基 選手（国際文化学部地域創造学科４年次）
ベストオブサポート賞（チーム賞）